Android SDKを使用するための開発環境

SDKビルドの概要

本SDKは、以下のGradleのバージョンペアを使用してビルドされます。

上記の組合せは、Android Gradle プラグインのバージョンごとに、どのバージョンのGradleが必要かを考えています。クライアントアプリは、AGPバージョン7.0以降を使用する必要があります。最高のパフォーマンスを得るために、クライアントアプリはGradleとAGPプラグインの両方の可能な限り最新のバージョンを使用する必要があります。

リリースや互換性については、こちらをご覧ください。

Client SDKの要件

本SDKは、以下のSDKの組み合わせで構築されています。

compileSdk = 33
minSdk = 23

本SDKは、主に以下のクライアントアプリの構成でテストしています。

compileSdk = 33
targetSdk = 33
minSdk = 23

compileSdk を 31 以下に設定すると、クライアントに以下のようなコンパイルエラーが表示されます。

dependency's AAR metadata (META-INF/com/android/build/gradle/aar-metadata.properties)
is greater than this module's compileSdkVersion (android-30).

本SDKは、SDK23から33をターゲットとするクライアントアプリで正しく動作することがテストされています。一般に最新のSDKを利用していただくことを強く推奨しています。

❗️

Moneytree LINK SDK for Androidのバージョンアップに伴うクライアント側開発の移行

Moneytree LINK SDK for Androidは定期的に更新がされ、バージョンアップのリリースを行われます。

MoneytreeはSDKのバージョンアップを通して過去から蓄積したバグ修正、機能拡張、セキュリテイ改善、そして新技術への対応を提供しています。これらの改善や修正を活用していただくためにも全クライアント開発者様にはお早めにSDKのバージョンアップ移行を推奨しております。

主要な変更に関する概要説明は changelog にて提供いたしておりますのでご参照ください。

Java 11

本SDKは、Java 11の依存性でコンパイルされていますが、Java 8または11の言語機能でコンパイルされたクライアントアプリで動作するはずです。

Kotlin 1.6

このSDKは、Kotlin 1.6.21の言語機能でコンパイルされています。また、Kotlin 1.5 以上を実行するクライアントアプリで動作することが確認されています。このSDKは、Kotlin 1.4バージョンを実行しているクライアントアプリとは互換性がありません。

Android Studio

本SDKは、最新の安定版Android Studio(現在のコードネーム:Dolphin | 2021.3.1)を使用して、SDKとクライアントのサンプルアプリをテストしています。

Android Studioの以前のバージョン(Arctic FoxやBumblebeeなど)で問題なく動作しますが、クライアントアプリは常に最新の安定版Android Studioで動作させることを推奨します。

Android Studioのリリース情報もご参照ください。