ご利用可能なスコープ

MT LINK APIのOAuth 2.0上のスコープ(scope)について

スコープについて

MT LINK APIは、OAuth 2.0のスコープ機能(アクセスが可能な範囲を制限機能)により、利用者のデータへのアクセスを制限しております。例えば、利用者がポイント残高の情報だけを認可している場合、points_readのスコープが紐づいているアクセストークンがクライアント様に発行されます。

MT LINK APIに対してアクセストークンを設定しリクエストをする際、トークンに紐づいているスコープと当該APIのスコープが比較され、利用可否が判定されます。原則として該当するスコープがない場合、HTTPのステータスコードの403 Forbiddenが返されます(ここでの説明は参考情報であり、各API仕様と相違がある場合、各API仕様を優先する仕様です)。

MT LINKにおいてアクセスしたいデータを特定し、それに沿ってスコープを認可フロー時に要求します。

スコープの一覧

スコープ名認可画面上の利用者への説明
guest_readMoneytreeアカウントの基本情報(メールアドレス、言語、地域)の閲覧
accounts_readMoneytreeに登録している銀行口座、クレジットカード、デビットカード、電子マネーの名称、口座の種別、残高の閲覧
transactions_readMoneytreeに登録している銀行口座、クレジットカード、デビットカード、電子マネーの明細の閲覧
transactions_writeMoneytreeに登録している銀行口座、クレジットカード、デビットカード、電子マネーの明細のカテゴリやメモの編集
request_refreshMoneytreeに登録している金融サービスの資産情報の取得
investment_accounts_readMoneytreeに登録している投資用口座(投資信託、株式、確定拠出年金)の名称、口座の種別、残高の閲覧
investment_transactions_readMoneytreeに登録している保有銘柄の明細の閲覧
points_readMoneytreeに登録しているポイントの名称、残高、明細の閲覧
life_insurance_readMoneytreeに登録している生命保険の契約内容の閲覧

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life_insurance_readについて

life_insurance_readはスコープとして存在しますが、正式なMT LINK APIとして一般公開はしておりません。ご利用される場合、営業またはカスタマーサクセスチームにご連絡ください。

認可要求時の例

直接認可(Authorize)URLを呼び出す場合、スコープは、スペースを使って一つの文字列にし、URLをエンコード(RFC1866に参照)します。

?client_id=abc&response_type=code&state=xyz&redirect_uri=https%3A%2F%2Ffoo.bar%2F&scope=guest_read+accounts_read+transactions_read